何も予定がない休日を有効に使う方法。

無趣味の人間が休日をダラダラせず過ごすには?

相談

大手企業の中間管理職です。都内新宿区で一人暮らしをしている独身貴族で今年45歳になります。この歳になって、こんな相談をするのは照れ臭いのですが、オフの日はついダラダラと過ごしてしまい、休み明けはいつも後悔の朝を迎えます。これといった趣味がないのが原因かもしれませんが、仕事の疲れからか、今さら何かを始める気力もありません。平成から令和にかけて10連休がありますが、テレビ漬けの毎日になりそうです。今からこんな暮らしをしていると、定年退職後が思いやられます。一人暮らしの中年が充実した休日を過ごすための何かいいアイディアがあれば教えてください。

回答

自己紹介を「大手企業の中間管理職です」という言葉で始めていることから察するに、たぶん名の知られた一流企業にお勤めの方なのですね。何も書かれていませんが、きっと仕事のできるエリートさんで、労働時間も多く、ハードな毎日を送られているのでしょう。その疲れが休日にどっと出てきて、何もする気がなくなってしまうのは仕方がない、というか自然なことではないでしょうか? といっても労働問題の相談は他に多く寄せられているので他の回に廻すとして、今回は休日の過ごし方に絞って回答します。

あなたは休日を仕事と同様に生産性の高さという尺度で考えていませんか? 平日は頑張って仕事をして成果をあげるもの。休日は頑張って楽しんで充実感を得るもの。こんな風に思っていませんか? とくに仕事のできる人は休日にも平日と同様のパフォーマンスを期待しがちかもしれません。休日は楽しまなければならい。有意義に過ごさなければならない。この考えは、はっきり言って、誰かに植え付けられた強迫観念です。あなたは洗脳されているのです。まずこのことを認識してください。休日に何かをしなければならない義務もなければ、何もしなかったからといって後ろめたさを持つ必要もありません。テレビや雑誌で、充実したオフの日特集みたいなものをしきりにやっているので、何もせずボ〜ッと過ごすことに罪悪感を感じてしまうのです。これはあくまで憶測ですが、休日を能動的に過ごすアクティブ派は、何もしない派より多く消費するので、経済効果の面から、何者かが「休日を有意義に過ごそうキャンペーン」をメディアを使って煽っているのではないでしょうか?

いいですか。休日とは何かをした結果の満足感のためにあるのでは決してありません。達成感や満足感、充実感はオンの日こそあれ、オフの日に持ち込む必要などさらさらありません。もちろん世の中には、オフの日にも達成感、満足感、充実感を持ち込みたい人もたくさんいます。それはそれでいいでしょう、その人のライフスタイルなのだから。しかし、その人たちにあなたが感化される必要などありません。あなたはあなたの休日を生きればいいのですから。そしてその休日とは、何度も言いますが、何の義務も責任も結果も本来ない時間なのです。

10連休をテレビを観ながらボ〜ッと過ごす‥‥?。よ〜く考えてください。この行為のどこがダメなのですか? ボ〜ッとしながら過ごして何が悪いのですか? あなたは仕事で疲れているのです。クタクタなのです。仕事の休みの日くらいゆっくり休んでボ〜ッとしてあげてください。いや、しなければなりません、自分のために。とは言っても、ボ〜ッとする休日はきっと居心地悪いでしょうね、最初のうちは。この回答を読み、頭では理解できても、なかなか洗脳は解けるものではありません。よくあるパーティージョークなのですが、日本人は何もしていなくても、何もしていないということをしている。イタリア人は何かをしていても、何もしていない。洗脳ではなく民族性なのだとしたら、イタリア人にでも生まれ変わらない限り、何もしない休日は楽しめないのかもしれませんね。でも一つだけ、日本人のまま、何もしない休日を受け入れられる方法があります。感謝をすることです。今日は休めた。まずそのことに感謝してみてください。一日中ゆっくり横になれた。ボ〜ッとしながらテレビが観られた。これは本当の意味で有難いことなのです。あなたがたとえ何をしようがしまいが、生きて休日を過ごせたことは奇跡なのです。感謝以外の何物でもないのです。そのことがわかれば、休日明けの朝に後悔の念など起きようはずがないのです。

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